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インプラント治療期間の目安|上顎・下顎で違う理由を歯科医が解説

「インプラントって、どのくらい時間がかかるの?」と疑問に思っていませんか?インプラントは入れた瞬間に終わりではなく、顎の骨とインプラントが結合するまでの「待ち時間」があるため、治療期間が長くなりがちです。結論から言えば、上顎では一般的に6〜12か月、下顎では4〜6か月程度が治療期間の目安とされています(個人差があります)。この差が生まれるのは、上顎と下顎で骨の質・密度が大きく異なるためです。骨の状態によっては骨造成が必要となり、さらに期間が延びるケースもあります。この記事では、上顎・下顎それぞれの治療の流れと期間の目安、期間に影響する要因を順を追って解説します。

  • ✅ 上顎と下顎でインプラント期間が違う理由
  • ✅ 治療期間を左右する骨の質・骨造成の影響
  • ✅ 各治療ステップの所要時間の目安
📋 この記事の目次

「こんなに時間がかかるの?」インプラント期間への不安あるある

インプラントを検討しはじめた方から、「思ったより時間がかかりそうで迷っている」という声をよく耳にします。確かに、入れ歯やブリッジと比べると治療期間は長く感じられることがあります。しかし、その「待ち時間」には大切な意味があります。

インプラントは顎の骨に人工歯根(フィクスチャー)を埋め込み、骨と結合させてから人工歯(上部構造)を装着する治療法です。この「骨との結合(オッセオインテグレーション)」が起きるまでには、どうしても一定の時間が必要です。

よくある不安として、「仕事が忙しいのに何度も通えるか心配」「上顎と下顎で期間が違うと聞いたけど、なぜ?」「途中で仮歯での生活が長くならないか」といったものが挙げられます。これらの不安のほとんどは、治療の流れと期間の根拠を理解することで和らぎます。

また、「インプラントはとにかく時間がかかる」というイメージだけが先行してしまい、実際に自分のケースでどのくらいかかるのかが見えないと、踏み出しにくいものです。次のセクションから、上顎・下顎それぞれの期間の違いと、その理由を詳しく解説していきます。

上顎・下顎でなぜ治療期間が違うのか?骨の仕組みから理解する

インプラント治療期間の目安を語るうえで外せないのが、上顎と下顎の骨の性質の違いです。この違いが、治療期間に直接影響します。

骨の密度と質の違い

顎の骨は、外側の硬い「皮質骨」と内側のスポンジ状の「海綿骨」から成り立っています。一般的に、下顎は骨が硬く密度が高い傾向があり、インプラントと骨が結合しやすいとされています。一方、上顎は骨が軟らかく、海綿骨の割合が多い傾向があるため、オッセオインテグレーション(骨結合)に時間がかかりやすいとされています(個人差があります)。

上顎特有の解剖学的事情:上顎洞の存在

上顎の奥歯エリアには「上顎洞(じょうがくどう)」と呼ばれる空洞があります。歯を失った後に骨が吸収されると、上顎洞がさらに下に広がり、インプラントを埋め込むための骨の高さが不足することがあります。このような場合に行われるのが「上顎洞挙上術(サイナスリフト・ソケットリフト)」と呼ばれる骨造成の処置です。この処置を行うと、骨が安定するまでの治癒期間がさらに必要になります。

下顎の特徴と注意点

下顎は骨が比較的硬く、骨量が保たれやすい傾向があります。そのため、上顎に比べてオッセオインテグレーションの期間が短くなることが多いとされています。ただし、下顎にも「下歯槽神経」という重要な神経が走っており、インプラントを埋め込む位置や深さに細心の注意が必要です。骨量が不足している場合は下顎でも骨造成が必要になることがあります(個人差があります)。

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治療ステップ別・期間の目安を徹底解説

インプラント治療は複数のステップに分かれています。各ステップでどのくらいの期間がかかるのか、上顎・下顎それぞれの目安とともに確認しましょう(いずれも個人差があります)。

Point 01 カウンセリング・検査・治療計画
期間目安:1〜4週間程度

初診でのカウンセリング、レントゲン・CT撮影による骨量・骨質の評価、全身疾患や服用薬の確認などを行います。骨造成が必要かどうか、どの部位・本数のインプラントが適切かを慎重に判断します。この段階を丁寧に行うことが、その後の治療の精度に直結します。

Point 02 骨造成(必要な場合)
期間目安:骨造成後の治癒に3〜9か月程度

骨量が不足している場合、GBR法(骨誘導再生法)やサイナスリフト・ソケットリフトなどの骨造成を行います。上顎奥歯エリアはこの処置が必要になるケースが多く、治癒を待つために3〜9か月程度の期間が加わることがあります。骨造成とインプラント埋入を同時に行う「同時法」と、骨造成後に時間をおく「待機法」があり、どちらが適切かは骨の状態によります(個人差があります)。

Point 03 インプラント埋入手術〜オッセオインテグレーション(骨結合)
期間目安:上顎で3〜6か月・下顎で2〜4か月程度

顎の骨にインプラント体(人工歯根)を埋め込む手術を行います。その後、インプラント体と骨が生物学的に結合する「オッセオインテグレーション」が起きるまで待ちます。上顎は骨が軟らかいため、下顎より長い治癒期間が必要とされることが多いです。この待機期間中は仮歯や取り外し式の義歯で過ごすことが一般的です(個人差があります)。

上顎・下顎の総治療期間の比較目安

項目 上顎 下顎
骨の硬さ・密度 比較的軟らかい 比較的硬い
骨結合の目安期間 3〜6か月程度 2〜4か月程度
骨造成が必要な場合の追加期間 +3〜9か月程度 +2〜6か月程度
総治療期間の目安 6〜12か月程度 4〜6か月程度

※ 上記はあくまで一般的な目安です。骨の状態・全身疾患・骨造成の有無・治療本数などにより個人差があります。

二次手術〜上部構造(人工歯)の装着

オッセオインテグレーションが確認できたら、歯茎を切開してインプラント体の頭部(ヒーリングアバットメント)を露出させる「二次手術」を行います(埋入と同時に行う「1回法」の場合は不要なケースもあります)。その後、歯茎が落ち着いたタイミングで型取りを行い、最終的な人工歯(クラウン)を装着します。二次手術から最終装着までは、おおよそ1〜2か月程度が目安です(個人差があります)。

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Web予約 / 診療相談(セカンドオピニオン含む)/ 03-6225-5888

期間を左右する4つの要因とよくある誤解

「上顎は6〜12か月、下顎は4〜6か月」はあくまで目安であり、個人の状況によって大きく変わります。ここでは治療期間に影響する主な要因と、患者さんからよく聞かれる誤解を整理します。

治療期間に影響する4つの要因

期間が短くなりやすい条件

  • 骨の密度・量が十分にある
  • 下顎・前歯エリアへの埋入
  • 骨造成が不要なケース
  • 全身疾患がなく治癒力が高い
  • 禁煙が守られている

期間が長くなりやすい条件

  • 骨が少ない・軟らかい(上顎奥歯など)
  • 骨造成(GBR・サイナスリフト)が必要
  • 糖尿病・骨粗しょう症などの全身疾患
  • 喫煙習慣がある
  • 多数歯・難症例への対応

よくある誤解:「即日インプラント=治療期間が短い」は本当?

「即日インプラント(即時荷重)」という言葉を耳にしたことがある方もいるかもしれません。これは抜歯と同日や、骨結合前の段階で仮歯まで装着する方法を指す場合があります。しかし、即時荷重が適応できるのは、骨の量・質・埋入位置など複数の条件を満たした場合に限られます。すべての患者さんに適応できるわけではなく、適応外で無理に行うと失敗リスクが高まる可能性があります。「早く終わる」という理由だけで選ぶのではなく、自分の骨の状態に合った治療計画であるかどうかを確認することが大切です(個人差があります)。

喫煙とインプラントの関係

喫煙は血流を悪化させ、インプラント周囲の骨や歯茎の治癒を遅らせる可能性があります。オッセオインテグレーション不全のリスクが高まるとされており、治療期間が延びたり、インプラントが定着しにくくなるケースもあると報告されています。インプラント治療を検討している方は、担当医に禁煙についても相談するとよいでしょう。

⚠ 注意:自己判断で「もう骨がついたはず」と行動するのは危険です

オッセオインテグレーションが完了しているかどうかは、レントゲンや専門的な診査なしには判断できません。「痛みがない=くっついた」というわけではないため、指定された通院スケジュールを守ることが大切です。

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ノブデンタルオフィスのインプラントへのこだわり

東京都中央区八重洲、東京駅直結のノブデンタルオフィスでは、専門医5名体制でインプラントを含む難症例・口腔崩壊ケースにも対応しています。インプラント治療期間について不安を感じている方のために、当院のこだわりをご紹介します。


  • インターディスプリナリーアプローチによる院内完結:審美・歯内療法・歯周病・矯正など各専門医が連携し、インプラント前後の包括的な口腔管理を院内で完結できます。他院への移動が不要なため、治療計画をスムーズに進めやすい環境です。

  • マイクロスコープ・精密機器による診査と治療:マイクロスコープを用いた精密な診査・治療を実施しています。骨の状態の見極めや術後の精度向上に役立てており、院内に技工所も併設しているため、上部構造(人工歯)の製作も一貫して管理できます。

  • 完全個室・プライバシー重視の環境:診療室・カウンセリング室・オペ室はすべて完全個室です。治療内容や期間についてのご相談も、プライバシーが守られた空間で安心してお話しいただけます。VIP向けのクローズド診療プランにも対応しています。

  • セカンドオピニオン・難症例対応:他院でインプラントを断られた方や、治療期間や方針に疑問を感じている方のセカンドオピニオンにも対応しています。東京駅直結で地下街からも雨に濡れずにご来院いただけます。

👨‍⚕️ 理事長・北原信也(Dr. Nobu)よりひとこと

「インプラントの治療期間は、骨の状態によって一人ひとり異なります。上顎と下顎の違いだけでなく、その方の骨の質・全身の健康状態・生活習慣なども含めて総合的に判断することが大切です。当院では、審美・機能・構造のすべてのバランスを高い次元で実現するため、専門医チームで一人ひとりの治療計画を丁寧に立案しています。期間への不安も含めて、まずはご相談ください。私たちはあなたのお口の問題を『共に』解決してまいります。」

よくあるご質問(FAQ)

Q インプラントの治療中、仮歯で生活することになりますか?
A 骨結合(オッセオインテグレーション)が完了するまでの間、仮歯や取り外し式の義歯で過ごしていただくことが一般的です。仮歯の種類や使用期間は、埋入部位・本数・治療計画によって異なります(個人差があります)。詳しくは担当医にご相談ください。
Q 上顎に骨が少ない場合、インプラントはできないのですか?
A 骨量が不足している場合でも、骨造成(GBR法・サイナスリフト・ソケットリフトなど)を行うことでインプラント治療が検討できるケースがあります。ただし骨造成の後に治癒を待つ期間が加わるため、治療期間は長くなる傾向があります。骨の状態はCT撮影などで精密に評価する必要があります(個人差があります)。詳しくはご相談ください。
Q 治療期間中、仕事や日常生活に大きな支障は出ますか?
A 手術当日や翌日は安静が推奨されますが、通常の事務仕事などは比較的早期に再開できることが多いです。ただし、肉体的に負荷のかかる運動や飲酒は術後しばらく控えるよう指示されることが一般的です。個人の状態・手術の内容によって異なりますので、担当医の指示に従ってください(個人差があります)。ノブデンタルオフィスは東京駅直結のため、ビジネスパーソンの方も通院しやすい環境です。

📋 この記事のまとめ

  • ✅ インプラント治療期間の目安は上顎で6〜12か月、下顎で4〜6か月程度(個人差あり)
  • ✅ 上顎が長くなりやすい理由は、骨が比較的軟らかくオッセオインテグレーションに時間がかかることと、上顎洞への配慮が必要なため
  • ✅ 骨造成(GBR・サイナスリフトなど)が必要な場合は、さらに3〜9か月程度が追加になることがある
  • ✅ 喫煙・全身疾患・骨の質など個人の条件によって期間は大きく変わる
  • ✅ 「早く終わる方法」より「自分の骨の状態に合った治療計画」を選ぶことが長期的な満足につながる

インプラントの期間・費用・治療計画について、まずはご相談ください

東京都中央区八重洲・東京駅直結のノブデンタルオフィスでは、専門医チームがあなたの骨の状態・ライフスタイルに合わせた治療計画をご提案します。セカンドオピニオンも歓迎しています。

Web予約 / 診療相談(セカンドオピニオン含む)/ 03-6225-5888
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監修医師プロフィール

著者写真

北原 信也(理事長)

日本大学松戸歯学部卒業
TEAM東京 ・ノブレストラティブデンタルオフィス 開業
日本大学客員教授(松戸歯学部)
昭和大学歯学部客員教授

資格・所属学会:東京SJCD、日本臨床歯科医学会 指導医、日本歯科保存学会 専門医、日本歯科審美学会 認定医、Tokyo Function and Esthetic Dentistry

※ 本記事は医療広告ガイドラインに基づき、監修のもと作成しています。治療の効果・費用・期間には個人差があります。詳細は必ず医師にご確認ください。

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