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「口腔ドックを受けたら骨レベルの数値が出てきたけれど、何を意味しているのかよくわからない」——そんなお悩みをお持ちではないでしょうか。
口腔ドックのレポートに並ぶ歯周ポケットの深さ・骨吸収率・BOP(プロービング時出血)といった数値は、歯周病の進行リスクを早期に把握するための重要な指標です。これらの数値の見方を知るだけで、自分のお口の状態とこれから必要なケアがぐっと見えやすくなります。
この記事では、口腔ドックで示される歯周病・骨レベル関連の主な数値の意味と見方、リスク判定の目安を、専門的な知識がなくてもわかるようにひとつずつ丁寧に解説します。(数値の評価には個人差があり、実際の診断は歯科医師にご確認ください)

口腔ドックとは、歯科医院で行う「お口の総合健診」です。虫歯・歯周病・咬み合わせ・粘膜の状態などを一度にチェックし、現在のリスクを数値や画像で可視化するものです。健康診断と同じように、結果レポートにはさまざまな専門用語と数値が並びます。
しかし、「4ミリのポケットがあります」「骨吸収率が20%です」などと言われても、それが今すぐ治療が必要なレベルなのか、様子を見てよいのかが判断できないという方がほとんどです。これは知識の問題ではなく、歯科の専門用語が日常生活で使われないためです。
特に口腔ドックで注目される「骨レベル」の数値は、歯を支える骨(歯槽骨)がどれくらい残っているかを示す指標で、歯周病の進行度を客観的に評価する上でもっとも重要な情報のひとつです。この数値を正しく読み解けると、自分のお口の現状を把握し、今後の治療計画や日常ケアの優先順位が明確になります。
以下では、口腔ドックで記録される代表的な数値を順番に解説します。ご自身のレポートを手元に置いて読み進めると、より理解が深まります。
口腔ドックのレポートに登場する歯周病関連の数値には、大きく分けて「プロービング(探針)で測る値」と「レントゲンで評価する値」の2種類があります。どちらも歯周病の進行度を異なる角度から捉えており、組み合わせることでより正確なリスク評価が可能になります。
歯と歯肉の間にある溝(歯周ポケット)の深さをミリ単位で測定した値です。健康な歯肉では1〜2mm程度。3mm以下が正常、4mmから要注意、6mm以上は重度歯周炎の疑いがあるとされています(個人差があります)。口腔ドックでは通常、1本の歯につき6点を測定し、歯列全体をマッピングします。
プロービング検査(探針でポケット内を計測する際)に歯肉から出血があるかを記録する指標です。出血がある部位は「炎症が起きているサイン」であり、BOP陽性が全体の25%を超えると歯周病リスクが高い状態と評価されます(個人差があります)。数値上はポケットが浅くても、BOPが多ければ炎症のコントロールが必要です。
歯の表面にどれだけプラーク(歯垢)が残っているかを割合で示す値です。20%以下が良好な口腔衛生管理の目安とされており、これを上回ると歯周病や虫歯リスクが高まるとされています。PCRは歯磨きの習慣や技術の指標でもあり、セルフケアの改善効果を客観的に追うことができます(個人差があります)。
これらのプロービング関連の数値に加え、レントゲンで評価する「骨レベル(骨吸収率)」が歯周病の重症度を判断する上で特に重要です。次のセクションで詳しく解説します。

歯周病が進行すると、歯を支える骨(歯槽骨)が少しずつ溶けていきます。この現象を「骨吸収」といい、口腔ドックのレントゲン(パノラマX線・デンタルX線)で評価します。骨レベルの数値は、歯周病が「どこまで進んでいるか」を立体的に把握するための指標です。
骨吸収率とは、歯根の長さに対して骨がどれくらい失われているかをパーセントで示した値です。歯根の付け根(セメントエナメル境)から骨の頂点までの距離をもとに計算します。骨吸収率の目安は、おおむね以下のように分類されます(個人差があり、歯科医師の総合的な判断が必要です)。
⚠ よくある誤解:数値が低ければ安心、ではありません
「骨吸収率が10%だから大丈夫」と思っても、BOPが多く炎症が続いている場合は今後の進行リスクが高い状態です。逆に骨吸収率が30%あっても、プラークコントロールと定期的な歯周管理によって進行を抑えられているケースもあります。数値は単独ではなく、必ず複数の指標を組み合わせて評価することが重要です。
骨吸収には「水平型」と「垂直型」の2種類があります。水平型は骨が歯列全体で均等に失われていくパターンで、歯周病の一般的な進行形態です。垂直型は特定の歯の根元に向かって骨が深く失われるパターンで、局所的に重度になりやすく、外科的処置が必要になる場合があります。レントゲン画像上で黒く映る範囲の形状が、どちらに当たるかの判断材料になります。
奥歯(臼歯)には歯根が複数に分かれた「根分岐部」という部位があります。ここに歯周病の炎症・骨吸収が及んだ状態を「根分岐部病変」といい、口腔ドックではClass I〜IIIの段階で評価されることがあります。Class IIIは歯根の間を探針が貫通するほど骨が失われた状態で、歯の保存が困難になることも多い重篤なサインです(個人差があります)。
口腔ドックで芳しくない数値が出たとき、まず知っておきたいのは「歯周病は適切な治療とケアによって進行を抑えられる可能性が高い疾患」だということです(個人差があります)。早い段階で対処を始めるほど、歯を長く保てる期待が高まります。
歯周病の根本原因は歯周病菌を含む歯垢・歯石です。セルフケアでは落とせない歯肉の中(縁下)の歯石や細菌のバイオフィルムを除去するために、歯科衛生士によるPMTC(プロフェッショナルメカニカルトゥースクリーニング)とSRP(スケーリング・ルートプレーニング)が歯周治療の基本となります。定期的なクリーニングは骨吸収の進行速度を緩やかにする上でも重要です。
PCR値(プラークコントロールレコード)が高い場合、毎日の歯磨き方法に改善の余地がある可能性があります。歯科衛生士によるブラッシング指導(TBI)では、染め出し液で磨き残しを可視化しながら、自分の磨きグセや苦手な部位を把握します。歯ブラシの当て方・力加減に加え、フロスや歯間ブラシの使い方を正しく身につけることがBOP改善の近道です。
骨吸収率が33%を超える中等度以上の歯周炎や、垂直型骨吸収・根分岐部病変が確認された場合は、歯周外科治療(フラップ手術・再生療法など)が選択肢に入ります。再生療法では、失われた骨の再生を促す骨移植材やメンブレンを使う方法があり、適応症例では骨の回復が期待できる場合があります(個人差があります)。専門的な判断が必要なため、歯周病専門医または専門知識を持つ歯科医師への早期相談が望まれます。
✅ 早期発見・早期対応のメリット
⚠ 放置・対処が遅れた場合のリスク

東京都中央区八重洲で、難症例や口腔崩壊ケースに向き合い続けてきたノブデンタルオフィスでは、口腔ドックの数値を「一枚のデータ」として終わらせません。「なぜその問題が起きたのか」という原因に対する本質的アプローチを軸に、各専門医が連携してデータを読み解き、審美・機能・構造すべてのバランスを考慮した治療計画を立案します。
歯周病・骨レベルに不安を感じている方、他院でよくわからないまま治療が進んでいる方のセカンドオピニオンも歓迎しています。東京駅直結・八重洲のノブデンタルオフィスが、あなたのお口の問題を共に解決します。
Web予約 / 診療相談(セカンドオピニオン含む)/ 03-6225-5888
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💬 理事長・北原信也(Dr. Nobu)よりひとこと
「口腔ドックは、お口の現状を”見える化”する最初のステップです。数値が気になった方、他院でよくわからないまま治療が進んでいる方、ぜひ一度、私たちと一緒に数値の意味を整理するところから始めてください。上質な環境で、良質な歯科医療をもっと身近に——それが私たちの変わらない姿勢です。あなたのお口の問題を”共に”解決してまいります。」