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「見た目をきれいにしたい」という気持ちは、誰もが持っています。
でも、審美歯科治療を受けた後、数年経って「噛み合わせがおかしい」「歯がしみる」と感じて再治療になった方が、実は少なからずいらっしゃいます。見た目だけを追いかけた治療が、口腔機能に悪影響を与えてしまうケースです。
歯科治療で本当に大切なのは、審美性と機能性の両立です。美しさと健康を同時に手に入れるためには、どのような視点で治療を選べばよいのか。東京駅八重洲北口に位置するノブデンタルオフィスの理事長として、専門的な立場からわかりやすく解説します。
審美歯科というと、歯を白くする・形を整えるといった「見た目の改善」がイメージされがちです。
しかし、日本歯科審美学会は「歯科審美学とは、顎口腔系における形態美・色彩美・機能美の調和を図り、人々の幸福に貢献する歯科医療のための教育および学習に関する学問体系である」と定義しています。つまり、形・色・機能の3つが調和してはじめて、真の審美歯科といえるのです。

たとえ歯科治療によって機能を回復できたとしても、審美的満足感が得られなければ、心身ともに健康を取り戻したという実感は得られません。逆に、見た目だけを追求して機能を犠牲にすれば、長期的に問題が生じます。
食事や発音、噛み合わせ。これらは日常生活の根幹です。
お口の基本は、日常生活を正しく行えることにあります。その基本を満たした上で美しさも同時に追求していく -それが、私たちが目指す審美歯科の姿です。
美しさと機能を兼ね備え、それらが出来る限り長く維持できる -これが、ノブデンタルオフィスの審美歯科における信念です。
この信念を支えるのが、機能的・構造的・生物学的という3つの基本要素です。それぞれを順番に見ていきましょう。
まず大切なのは、お口が正しく機能しているかどうかです。
矯正歯科や補綴治療(被せ物・詰め物など)を通じて、機能的な状態を獲得することが第一歩になります。噛み合わせが整っていなければ、どれだけ美しい補綴物を入れても、長期的に安定した状態を保つことは難しくなります。噛み合わせのバランスが崩れると、特定の歯に過度な負担がかかり、セラミックが欠けたり、歯根が割れたりするリスクが高まります。
審美治療を始める前に、まず噛み合わせの状態を丁寧に評価することが、治療の成否を左右すると言っても過言ではありません。
歯1本1本の内部がしっかりしていることも、欠かせない条件です。
根管治療(歯の根の治療)や支台築造(歯の土台作り)を通じて、歯の構造的な強度を確保します。土台が不安定な建物が長持ちしないように、歯の内部が弱ければ、どれだけ美しい被せ物をしても早期に問題が生じます。
以前、他院で審美治療を受けた後に再治療で来院された患者さんが、「被せ物をしてから数年で歯が割れてしまった」とおっしゃっていました。詳しく診察すると、根管治療が不十分で支台の状態が悪く、被せ物だけが先行していたケースでした。見えない部分の治療こそ、長期的な審美の土台になるのです。
歯を支える歯ぐきや骨の健康も、審美治療の前提条件です。
歯周病治療を行い、歯周組織との高い親和性を確保すること。そして予防歯科によってその状態を長く維持することが、審美歯科の持続性を支えます。歯ぐきが炎症を起こしていたり、骨が溶けていたりする状態では、補綴物の縁が不自然に見えたり、歯ぐきが退縮して金属が露出したりするリスクがあります。
これら3つの要素がしっかりと整って初めて、本当の意味での審美歯科治療が成立します。
実際にどのような治療法があるのか、具体的に見ていきましょう。

セラミック(陶材)を使った被せ物・詰め物は、審美歯科の代表的な治療法です。
天然歯と見間違うほどの自然な色調と透明感を持ちながら、耐久性にも優れています。保険適用の金属素材と比べて変色・劣化が少なく、金属アレルギーの方にも安心して使用できます。奥歯に銀歯が多くてお口を開けて笑えないという方には、セラミックインレーやセラミッククラウンへの置き換えが有効な選択肢です。
ただし、噛み合わせの状態や歯の内部構造が整っていることが前提です。機能的な問題を放置したままセラミックを入れると、破損のリスクが高まります。
歯の表面を薄く削り、セラミックの薄い板を貼り付ける治療法です。
クラウン(被せ物)と比べて歯を削る量が少なく、低侵襲で審美的な改善が期待できます。神経を抜いた歯の変色や、歯並びのわずかなすき間を整えるのに適しています。前歯の審美修復において、特に有効な選択肢のひとつです。
ただし、適応症の見極めが重要です。噛み合わせの状態によっては、ラミネートベニアが適さないケースもあります。担当医と十分に相談した上で選択することが大切です。

歯並びの問題がある場合は、矯正治療が根本的な解決策になります。
歯全体を動かして正しい位置に並べることで、審美性と噛み合わせの両方を改善できます。ワイヤー矯正・マウスピース矯正・部分矯正と、ライフスタイルや症状に合わせた選択が可能です。矯正治療は時間がかかりますが、歯を削らずに根本から改善できる点が大きなメリットです。
矯正治療後に補綴治療を行うことで、より高い審美的・機能的な結果が得られるケースも多くあります。

歯の色が気になる方には、医療ホワイトニングが有効です。
歯科医院で行うオフィスホワイトニング、自宅で行うホームホワイトニング、両方を組み合わせたデュアルホワイトニングの3つの方法から、患者さんの希望や状況に合わせて選択できます。自分の歯を削ることなく白くできる点が、ホワイトニングの大きな利点です。
審美歯科・補綴治療の内容・費用について、こちらからご確認いただけます。
「どの治療が自分に合っているのか、わからない」という声をよく聞きます。
治療選びで大切なのは、見た目の希望だけでなく、機能的な問題も含めて総合的に評価してもらうことです。以下のポイントを参考にしてください。
まず、現在の噛み合わせ・歯周組織・歯の内部状態を正確に診断してもらうことが出発点です。
レントゲンや口腔内写真、噛み合わせの検査などを通じて、問題点を洗い出します。「見た目だけ治してほしい」という希望があっても、機能的な問題が潜んでいる場合は、そちらを先に対処する必要があります。
審美歯科治療は、一時的な見た目の改善ではなく、長期的に良好な状態を維持できることが重要です。
治療後のメンテナンス計画も含めて、担当医と話し合いましょう。予防歯科による定期的なケアが、審美治療の効果を長持ちさせる鍵になります。
高品質な審美治療を実現するためには、歯科医師だけでなく、歯科技工士との連携も重要です。
特に前歯の審美修復は、色調・形態の再現性が求められます。歯科技工士や審美修復の専門家と密に連携している医院を選ぶことで、より高いクオリティの仕上がりが期待できます。
また、お口全体の審美修復や咬合再構成などの包括的治療を希望する場合は、より専門的な知見を持つ医師との連携体制があるかどうかも確認しておくとよいでしょう。
治療方針に迷ったときは、セカンドオピニオンを積極的に活用してください。
一人で悩まずに、複数の専門家の意見を聞くことで、より納得のいく治療選択ができます。セカンドオピニオンは、患者さんの権利です。遠慮なく相談することをお勧めします。

審美歯科は、歯科治療の一部です。
だからこそ、長期にわたり良好な状態を維持できるような治療が前提となります。美しさと機能を兼ね備え、それらが出来る限り長く維持できる——これが、ノブデンタルオフィスの審美歯科における揺るぎない信念です。
「たった1本の歯の状態が全身の健康に影響を与えることがある」という考えのもと、審美治療を含めたすべての治療で妥協のない姿勢を貫いています。見た目の美しさだけを追いかけるのではなく、機能的・構造的・生物学的な3つの基本要素を満たした上で、審美的な仕上がりを目指す。それが、私たちの診療スタイルです。
より高いクオリティの審美修復をお求めの方には、日本の審美・修復治療を牽引してきた理事長北原との連携体制も整っています。お口全体の審美修復や咬合再構成などの包括的治療も、綿密な連携のもとで対応可能です。
悩んでいる患者さんに向き合い、ご要望に即した理想的な治療計画を立案すること。それが、私が診療において最も大切にしていることです。
歯科治療における審美と機能の両立は、決して難しいことではありません。
大切なのは、正しい順序と視点で治療を進めること。機能的・構造的・生物学的な基盤を整えた上で審美的な仕上がりを追求することで、長期的に美しく健康な口元を維持できます。
お口のことでお悩みになられたら、一人で悩まずにいつでもご相談ください。しっかりとお話をお聞きしながら、患者さんのご要望に即した理想的な治療計画を立案します。セカンドオピニオンも受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。
東京駅八重洲北口からすぐの場所で、あなたの「美しく、健康な口元」を全力でサポートします。
▼ 審美歯科の詳細・ご予約はこちら
東京都中央区八重洲1-7-20 八重洲口会館1階(八重洲地下街17番街出口 目の前)
TEL:03-6225-5888
診療時間:月〜土 9:30〜12:30 / 14:00〜18:30(日曜は月1回不定期 16:00まで)
Web予約・診療相談も受け付けております。

理事長
きたはら のぶや
北原 信也
一口腔単位での診療を行うことで、審美性・機能性の双方を解決することができるだけでなく、長期的なトラブルを回避することができます。
治療とメンテナンスの両輪を回し、患者さんの健康に寄与できる存在であり続けたいと考えています。
一本の歯の治療から全身の健康づくりに大きく貢献できる素晴らしい職業が歯科医師であるが故の責任と、そこから育まれる患者さまとの信頼関係づくりです。
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